鏡花水月

(音源來自網路不是我本人的)

(平仮名付↓)

作（つく）り物（もの）の身体（からだ）に咲（さ）いた
このココロは　誰（だれ）にも知（し）られず
声（こえ）にならない声（こえ）で　歌（うた）っている

道端（みちばた）踊（おど）るは　操（あやつ）りピエロです
体（からだ）は粘土（ねんど）で　瞳（ひとみ）はビー玉（だま）
ご主人（しゅじん）様（さま）と　小銭（こぜに）を稼（かせ）ぐのです

不思議（ふしぎ）な　不思議（ふしぎ）なこともあるもので
あなたを　あなたを　見（み）た瞬間（しゅんかん）から
ひとつの感情（かんじょう）が　芽生（めば）えてきたのです

あれから一年（いちねん） -想（おも）いは-
今（いま）でも私（わたし）は -焦（こ）がれて-
あなたを探（さが）して　-ララ- 踊（おど）り続（つづ）けてる

ララルラ　もう一度（いちど）会（あ）えたなら
たった一言（ひとこと）　伝（つた）えて欲（ほ）しい
名前（なまえ）も知（し）らない　あなたを愛（あい）してる

作（つく）り物（もの）の身体（からだ）に咲（さ）いた
このココロは　誰（だれ）にも知（し）られず
声（こえ）にならない声（こえ）で
歌（うた）っている

ある朝（あさ）　突然（とつぜん）　その日（ひ）は来（き）ました
あの日（ひ）と　あの日（ひ）と　同（おな）じ髪飾（かみかざ）り
あなたがそっと　微笑（ほほえみ）んでいたのです

だけど隣（となり）には -想（おも）いは-
素敵（すでき）な恋人（こいびと） -途切（とぎ）れて-
そっと手（て）を繋（つな）ぎ　-ララ- 雑踏（ざっとう）の中（なか）へ

ララルラ　滲（にじ）んでく二人（ふたり）を
いつまでも私（わたし）は見（み）てました
名前（なまえ）も知（し）らない
あなたを愛（あい）してた

作（つく）り物（もの）の身体（からだ）に咲（さ）いた
このココロは　誰（だれ）にも知（し）られず
声（こえ）にならない声（こえ）で
歌（うた）っている

今日（きょう）も　どこかで
踊（おど）り続（つづ）けている